実業家の日枝久さん。
現在、フジサンケイグループの代表として、フジテレビの相談役に就任。
フジテレビの黄金期を作ったと人物といて、絶大な権力を持っていると言われています。
そんな日枝久さんには「3大タブー」と言われるものが。
一体、「3大タブー」とは何なのでしょうか。
日枝久プロフィール
氏名:日枝久(ひえだ ひさし)
生年月日:1937年12月31日
出身:東京都
学歴:早稲田大学教育学部
日枝久さんは、早稲田大学教育学部在学中、教員になろうと思っていたそう。
学内でまどろんでいるところ、たまたま通りかかった教員にフジテレビへの入社を勧められます。
こうして、創業期のフジテレビジョン社員となった日枝久さん。
その後、創業者子息・鹿内春雄さんと二人三脚でフジテレビの黄金期を駆け抜けたと言われています。
3大タブー
日枝久さんの「3大タブー」と言われるものは何なのでしょうか。
それは、次の通り言われています。
これらは、一体どのような意味なのでしょうか。
日枝久さんの過去に何があったのか、一つずつ見ていきましょう。
社内クーデター
フジテレビの母体であるフジサンケイグループは、元々、創業一族により経営されていました。
日枝久さんはある時、社内クーデターを起こし、創業一族を追い出したと言われています。
それにより事実上、グループ内の実権を握ったと言われている日枝久さん。
「社内クーデター」の件については、タブーとされ、誰も本人に口に出来ないようです。
それでは、クーデターがどのようなものだったのか見てみましょう。
このクーデターを発端とし、鹿内宏明さんはフジサンケイグループの関連会社の役職から退くことになりました。
鹿内宏明さんが役職についていた会社
- フジテレビジョン
- ニッポン放送
- 産経新聞
- サンケイビル
- サンケイグループ
鹿内宏明さんは、創業者・鹿内信隆氏の娘婿で養子でした。
過去には、創業者一族の鹿内春雄(創業者・鹿内信隆氏の長男)と共にフジテレビの黄金期を作り上げてきた日枝久さん。
春雄さんとは違い、宏明氏さんには経営を任せていられない!と思ったのでしょうか。
日枝さんの反逆により、サンケイグループの創業一族による支配は終焉を迎えました。
そして、
クーデターを起こした中心人物と言われた日枝久さん
彼が、以降のサンケイグループの実権を握っていくこととなったのですね。
コネ入社
フジテレビは、かねてよりコネ入社が多いと言われてきました。
特に、1988年に日枝久さんが社長に就任して以降、その割合が高まっているのではと言われています。
俳優・高橋英樹…娘(高橋真麻)がアナウンサーとして入社
俳優・生田斗真…弟(生田竜聖)がアナウンサーとして入社
俳優・陣内孝則…息子が社員として入社
歌手・藤井フミヤ…息子(藤井弘輝)がアナウンサーとして入社
元首相・安倍晋三…甥(岸信千代)が報道記者として入社
フジテレビに入社できるのは、毎年10~20人の狭き門と言われています。
難関な入社試験に、著名人の親族が入社出来ていることから、これらはコネ入社ではないかと言われているようです。
大物俳優や元首相へのパイプが太い日枝久さんであれば、コネ入社を斡旋する力が十分にあったと考えられます。
日枝久さんが関わっている可能性が高いとされる「コネ入社」。
その話題を本人の目の前でするのはタブーとされているのですね。
とんねるず
3大タブーの最後のタブーと言われているのが、「とんねるず」です。
どういうことかと言うと、
日枝久さんが出世する要因となった番組がとんねるず出演の「夕やけニャンニャン」だったからと言われています。
「夕やけニャンニャン」は1980年代半ばにフジテレビで放送されたバラエティー番組。
平日月曜日から金曜日の17時~18時の1時間、毎日生放送で放送され、一大ブームを巻き起こしました。
中でも番組レギュラーのとんねるずの功績は大きく、当時編集局長であった日枝久さんはとんねるずへ特別な思い入れを持ったそう。
そのため、とんねるずの番組は「会長(日枝氏)案件」と呼ばれるように。
視聴率と制作経費が釣り合わなくとも簡単に打ち切りや改変がしにくいと言われているそうです。
制作陣にとって、「とんねるず」は日枝久さんがらみのタブー案件なのですね。
まとめ
「フジテレビの天皇」とも言われる日枝久さん。
ご高齢ながら、メディア業界の第一線で活躍されているのには驚きです。
フジテレビの創業期から、今までのTV業界を作り上げてきた人物。
多くのタブーが噂されるのにも納得してしまいますね。
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