京都の精肉店として多くの人に親しまれていたやまむらや。
2月2日をもって完全閉店すると発表され、話題となっています。
急なやまむらやの閉店。その理由は何なのでしょうか。
やまむらやとは?
「やまむらや」は京都市右京区の天神川に本店を構え、山科や宇治市など6店舗を展開しています。
創業は1978年、多くの人に親しまれてきました。
特に、精肉のみならず、BBQグッズのレンタルサービスが充実。
コンロのみならず、テーブルやタープテントの貸し出しまで行っており、京都の人のレジャーを支えてきました。
また、11月22日には「いい夫婦の日」として、夫婦でキスをするとステーキ肉が割引になるキャンペーンも毎年話題となっていました。

京都でBBQと言えば、「やまむらや」でしたね!
急な閉店告知
京都民に愛されてきた「やまむらや」。
2025年1月31日、突然閉店のお知らせが掲示されました。

発表から2日後の閉店に、翌日2月1日には朝から最後に買い物をしようと大勢の客が並んでいたそうです。

訪れた人の話によると、2月2日までの営業であるものの、
在庫が売り切れ次第、営業を終了する
とのことです。

訪れたい人は、早めに行った方がよさそうですね!
閉店理由は倒産?
突然のやまむらや全店閉店について、多くの人が理由を気にしています。
やまむらやの閉店理由は、倒産と考えられています。
そのように考えられる理由は3つあります。
- 告知期間が短く発表から2日後の閉店であること
- 既に2月9日のセールがチラシで予告されていたこと
- 従業員からの証言
告知期間の短さ
先に述べたように、今回の閉店は1月31日に発表され、2月2日には完全閉店となりました。
やまむらやは、ポイントカードの発行がされており、その利用促進のためにも、閉店時は顧客へ一定期間をあけた告知が行われるはずです。
ところが、今回は店舗の張り紙のみ、それも閉店2日前の発表です。
急に閉店が決まったことから、事前に告知する猶予がなかったと考えられます。
2月9日のセールチラシ
X(旧:Twitter)の投稿で、2月のセールチラシが見つかっています。
この内容を見ると、2月9日にセールの開催予告が。
つまり、チラシ発行時点では、少なくとも担当者らは2月2日で閉店する予定ではなかったと言えます。
2月25日の記述もあるチラシ。
このチラシを作成された方は、まさか2月2日で閉店するとは思ってもみなかったでしょう。
従業員からの証言
また、同じくXでは従業員の知り合いと思われる人からこんなやりとりが公開されています。
このやり取りが本物であれば、やはり、やまむらやの閉店理由は「倒産」であると言えます。
企業の倒産は、当日まで従業員らに告知がないのが通例です。
出勤していきなり倒産を告げられた従業員の方々は、さぞや驚かれたことと思います。
倒産していない説?
一方で、やまむらやは倒産していない、という説も出ています。
この投稿を見る限り、やまむらやが運営する飲食店が新規オープン予定とのこと。
やまむらやは、2017年に京都の四条大宮で「山村牛兵衛」をオープンしています。

上質な近江牛をお手頃価格で食べれると人気のお店でした。
もしかすると、この姉妹店がオープンを控えていたのかもしれません。
しかし、新規事業準備中でも企業が倒産することは多々あります。
新規オープンや倒産、どちらも噂の段階でしかありません。
しかし、新規オープンを控えているからと言って、やまむらやが現在も経営状態が安定しているとは言い切れないのも現実です。
願わくば、倒産せず新規形態での再オープンされれば良いのですが、今のところ正式な発表を待つしかなさそうですね。
まとめ
突然の全店閉店で京都中で話題沸騰しているやまむらや。
広く愛されてきたやまむらやの閉店に、多くの人から惜しむ声が止まりませんね。